会長メッセージ
新年あけましておめでとうございます
2024年の初春を気持ちも新たにお迎えのことと拝察いたします。
昨年は本会の各種事業への御協力、原木市場への出荷等、関係する皆様方には一方ならぬお世話になり心から御礼申し上げます。
一方、原木の落札価格の低調さを反映してか2022年に比して取扱量も落ち込んでいましたが、年末にかけてやや改善の兆しも見られ、2024年の初市等の状況を注視する必要があると考えます。
また、県の肝いりで伊豆大平の中間土場を核として生産・流通を効率化するため国の【デジタル林業戦略拠点構築推進事業】の採択を受け、今後3年間で全県下にデジタル林業を普及させるべく取り組みをはじめています。県森連としてもこうした機会をとらえICTやドローンを駆使して森林情報や生産現場の現状をつぶさに把握して流通の効率化に努めてまいります。
また天竜事業所において土場の拡張工事に取り掛かっています。昨年は出荷森林組合にご迷惑をおかけしましたが、解消に向け今年度末の工事完成、運用開始を目指して取り組んでまいります。
今後は、常に国内の原木の価格の推移、流通状況や住宅の着工戸数、また県内における製材業者等の減少などの不安要素を共有しながら、県産材の流通販売、合板工場への原木の納入など県森連としての果たすべき役割をしっかりと認識しつつ役職員一同気を引き締めて今年も頑張ってまいります
県下20森林組合の役職員、出荷者、買い方の皆様方にも昨年以上のご利用、お引き立てを心からお願い申し上げ年頭の挨拶にかえさせていただきます
令和五年一月吉日静岡県森林組合連合会 代表理事会長
comrade -同志とともに-
静岡県森連と森林組合
静岡県森連とは、その名のとおり静岡県の森林組合の連合会です。
森林組合は、市町村ごとの森林組合、都道府県ごとの県森林組合連合会、そして全国森林組合連合会の三段階で構成されています。静岡県森連は全20の森林組合で構成されています。各森林組合と手を取り合って、静岡県の林業を活性化し豊かな森林資源を循環利用していきます。
プロフィール
組織名 | 静岡県森林組合連合会 |
---|---|
代表理事会長 | 中谷 多加二 |
事業内容 | 木材流通・販売、森林組合指導、地籍調査、購買事業、木材利用促進活動など |
設立 | 昭和16年11月6日 |
出資金 | 24,336万円 |
本部 | 〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号県庁西館9階 |
事業所 | 静岡事業所(〒421-1121 藤枝市岡部町岡部2047‐2) 天竜事業所(〒434-0012 浜松市浜北区中瀬8100) 富士事業所(〒417-0801 富士市大渕6978‐1)伊豆大平中間土場(〒410-2415 伊豆市大平1647) |
職員 | 総務課 5名 指導・購買課 6名 調査課 9名 天竜事業所 14名 静岡事業所 8名 富士事業所 9名 木材流通課 3名 伊豆大平中間土場 3名 林産課 4名 乾燥木材加工センター(出向) 3名 |
沿革 | 昭和16年11月 静岡県森林組合連合会設立認可 昭和32年 5月 静岡木材共販市場第1回原木入札会開催 昭和37年10月 天竜木材共販所(後に天竜営業所)開設 昭和42年 4月 指導課を新設 昭和49年 8月 県森連本部を県庁西館9階へ移転 昭和53年 3月 岡部協業センター(後に静岡営業所)落成 昭和54年11月 富士木材センター開設 平成 2年 2月 機械対策部設置 高性能林業機械導入 林産事業開始 平成 8年 4月 機械管理センター竣工 林産課を設置し林産事業を開始 平成13年12月 しずおか優良木材供給センター設立総会 平成18年 2月 SGEC分別・表示管理認証(COC)取得 平成18年 6月 全森連委託 緑の雇用育成研修を実施(毎年実施) 平成21年 4月 乾燥木材加工センター竣工 平成22年 7月 地籍調査事業実施開始 平成23年 9月 静岡県委託 ビジネス林業展開支援事業実施 平成25年 1月 静岡県委託 森林施業プランナー育成加速化事業実施 平成27年 3月 静岡事業所第一土場拡張 平成27年 4月 ㈱ノダ合板への原木供給開始 平成30年 7月 県森連 機構改革令和05年3月 伊豆大平中間土場開設令和06年7月 県森連 機構改革 |